【栄養素】マグネシウムの効果と1日に必要な摂取量について

栄養素

なんだか効果とかよくわかってないけど健康に良いとTVとかで見て、

なんとなくサプリメントで摂取してみてましたが、

改めてどういう効果があるのか、どれぐらい摂取するべきなのか改めて調べてみました。

マグネシウムとは

体内に約25g存在していて、5060%は骨に。20%は筋肉にあり、体内のあらゆるところに存在します。
マグネシウムは300種類以上の酵素の働きを助けており、特にエネルギー源となるもっとも重要な酵素はマグネシウムを必要とします。また体温や血圧の調整、神経伝達など体内ほぼすべての活動に使われています。

マグネシウムの働きと効果について

骨の柔軟性を高めたり、糖や脂質をエネルギーに変換するのに使われたり、筋肉の収縮を調整したり、血管を拡張させて血圧を下げるなど多岐にわたります。

また抗酸化作用もあるのでアンチエイジングにも効果があるといわれています。

マグネシウムの1日に必要な摂取量について

年令によって差異はあるものの国が定めているおおよその1日の推奨摂取量は以下です。

成人男性:350mg
成人女性:300mg

平成30年の国の栄養調査では、平均で摂取しているマグネシウムは1日あたり

成人男性は250280mgほど

成人女性は200240mgほど

となっているため、通常の食事だけでは不足まではいかないものの、

推奨摂取量には若干足りないといったところでしょうか。

マグネシウムは過剰に摂取しても尿から排出されます。

ただサプリメントなどで大量に摂取した際は下痢などを起こす可能性があるため、
通常の食事以外でとるサプリメントなどでの摂取は成人で350mgまでという耐用上限量が定められています。

【まとめ】マグネシウム摂取のメリット、デメリット

メリット

  • 肉体と精神を整えてくれるので積極的に摂取しよう。

デメリット

  • サプリメントなどで過剰に摂取すると下痢を起こす可能性が。

以上から適切な範囲内で積極的に摂取すべき栄養といえます。
吸収率なども考えて1100200mgぐらいを目安にサプリメントなどで補ってあげると良さそうです。

参考文献
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
平成30年国民健康・栄養調査結果の概要

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