【栄養素】亜鉛の効果と1日に必要な摂取量について

栄養素

 

男性機能をたすけ、精力を高めるなど巷では言われますが、

具体的にどのような働きをしてどんな効果があるのかを調べてみました。

亜鉛とは

体内に約2000mg存在していて、筋肉や骨、皮膚、肝臓、脳、腎臓、前立腺にと多くの場所に分布しています。

特にタンパク質との結合によって発揮されるそうです。

食事からとってもサプリからとっても吸収される度合いは変わらないそうです。

亜鉛の働きと効果について

タンパク質との結合によって力を発揮するため、

新しい細胞の形成や新陳代謝、成長を促すのでちゃんと摂取するのが重要です。

また生殖機能の維持にも非常に重要です。

男性ホルモンや女性ホルモンの分泌を活性化させ、男性は精子の形成にも役に立ちます!

亜鉛の1日に必要な摂取量について

国が定めている1日の推奨摂取量は以下

成人男性:10mg
成人女性:8mg

平成28年の国の栄養調査では、亜鉛摂取量は成人男性は8.8±2.8mg/日、成人女性は7.3±2.2mg/日となっているため、通常の食事でほぼ推奨摂取量は満たされているようです。

日常の生活では普通に3食の食事が取れてれば不足することはなさそうですね。

ただサプリメントなどを不適切に摂ってしまった場合は過剰摂取となる可能性があります。そのため上限を知っておくべきですね。

こちらも国が定めている1日の上限摂取量は以下

成人男性:45mg
成人女性:35mg

この上限を大幅に超えて摂取したり、あるいは長期間による大量の亜鉛の摂取は体内の銅の吸収を阻害してしまい、吐き気などの様々の症状を起こしてしまいます。

一方不足してしまってもタンパク質やDNAの合成がうまく行えず、味覚障害や成長障害などにも繋がります。

【まとめ】亜鉛摂取のメリット、デメリット

メリット

  • タンパク質の合成に必要なためトレーニングしている人に効果的
  • 男性ホルモンや女性ホルモンを活性化させるので性欲の改善も

デメリット

  • 特にありませんが過剰摂取は気をつけましょう

 

ということでトレーニングなどをしている人は積極的に正しく摂取するのがよさそうですね。

また男性機能の改善についても間違えではなかったということで、

過剰な摂取は行わずサプリメントなども利用して適切に摂取していきましょう。

 

参考文献
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
ミネラル(微量ミネラル)(PDF:1,553KB)

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